石岡市議会 2009-02-24
平成21年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009-02-24
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成21年2月24日(火曜日)
午前10時05分開会
◯議長(
久保田健一郎君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は24名です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成21年第1回
石岡市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
初めに、ご報告申し上げます。
去る1月8日に当
市議会議員金子悦郎君が、そして去る1月20日には國司 進君がそれぞれ逝去されました。
これより故・
金子悦郎君、並びに故・國司 進君に対する追悼の言葉を申し上げます。
暫時休憩いたします。
午前10時06分休憩
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午前10時07分再開
2 ◯副議長(
磯部延久君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
故・
金子悦郎君、並びに故・國司 進君に対する追悼の言葉は、議会を代表いたしまして、議長・
久保田健一郎君からお願いをいたします。
議長・
久保田健一郎君。
〔議長・
久保田健一郎君登壇〕
3 ◯議長(
久保田健一郎君) 追悼の辞。
金子悦郎議員、國司 進議員のお二人に、
石岡市議会を代表し、謹んで哀悼の言葉をささげます。
金子議員、あなたと私は、50年に一度の大事業とも言われた合併を、正副議長として、議会の協力のもと、それをなし遂げました。あなたの合併に対する情熱と、その寝食を忘れたご努力に心から感謝いたしております。すべてが調い、
合併調印式であなたと交わしたかたい握手を覚えております。また、あなたは、
議会運営委員長として常に議会のあり方を深慮し、私をお導きいただきました。その恩を忘れることはできません。ご家族のお話では、亡くなられる直前まで、石岡市の将来について心配をされておられたと伺っております。私
たち石岡市議会は、あなたの石岡市に対する思いを何よりも大切にしてまいります。本当にありがとうございました。
國司議員、あなたはいつも気力にあふれ、公平無私を常としておられました。私は、同志として、あなたのその公明性を愛すべき男として、尊敬しておりました。
教育福祉委員長としてあなたが基本とした考えは、将来を担う
子供たちの健全な心身の成長であり、福祉に関しては、人に対する慈しみであり、弱者に対する思いやりでありました。あなたは
教育福祉委員長として、大いなる成果を残されたと思います。また、あなたは、少年野球の監督として
子供たちの指導に情熱を傾け、スポーツの振興に生涯をささげられました。その情熱と精神は、必ずや成長した
子供たちに引き継がれることと思います。
今、ここにお二人のありし日に思いをはせるとき、思い出は尽きません。走馬灯のように思い出がよみがえってまいります。最近呼んだ『悼む人』という小説の一章に、「悼むとは、その人の死を悲しむのではなく、その人がどのように生きたかを、その人の存在を、胸に刻むことだ」とつづられておりました。私たちは、お二人が残された市政発展に対する崇高なる精神と功労を
石岡市議会の歴史に深く刻み、その尊い精神を永遠にたたえてまいります。そして、私たちは、
郷土石岡を愛し、ほとばしるような情熱を持って
まちづくりに邁進されたお二人の尊い精神を継承し、市政のさらなる発展に尽力することをお誓い申し上げます。
金子悦郎議員、国司 進議員、さようなら。合掌。
平成21年2月24日。
石岡市議会議長・
久保田健一郎。
4 ◯副議長(
磯部延久君) 暫時休憩いたします。
午前10時11分休憩
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午前10時12分再開
5 ◯議長(
久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
故・
金子悦郎君、故・國司 進君両名のご冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。全員ご起立願います。
黙祷、始め。
〔 黙 祷 〕
6 ◯議長(
久保田健一郎君) ありがとうございました。
次に、諸般の報告をいたします。
初めに、
前期定例会において可決いたしました「
教育予算の拡充を求める意見書」、「
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書」、「燃料、肥料、飼料、
農業資材等の価格高騰に対する
緊急対策を求める意見書」、「
地方議会議員年金制度に関する意見書」の計4件につきましては、お手元に配付いたしました一覧表に示すとおり送付いたしましたので、ご報告申し上げます。
次に、
前期定例会において採択いたし、その処理の経過並びに結果について請求いたしました陳情につきましては、市長から、お手元に配付いたしましたとおり報告書が提出されておりますので、ご報告申し上げます。
次に、
石岡市議会会議規則第78条ただし書きの規定に基づき、議長において閉会中に決定いたしました
議員派遣は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでありますのでご報告申し上げます。
次に、市長から、
損害賠償額の決定及び
損害賠償請求に関する和解についての専決処分の報告が提出されましたので、ご報告申し上げます。
次に、
監査委員から、平成20年度12月分までの
例月出納検査報告書並びに
石岡市立小中学校及び幼稚園に関する平成20年度
定期監査報告書が提出されておりますので、ご報告申し上げます。なお、各報告書は
議会事務局に保管しておりますので、ごらんおき願います。
次に、
今期定例会までに提出され、受理いたしました
要望書等は1件であります。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりでありますので、ご査収願います。
次に、平成21年1月13日付で、議長において7番・
川村良一君を
議会運営委員会委員に指名いたしたところですが、7番・
川村良一君から、平成21年2月2日付をもって
議会運営委員会委員を辞任したい旨の申し出があり、議長において承認いたしましたので、ご報告申し上げます。
次に、去る1月8日に
金子悦郎議員が逝去されたことに伴い、
議会運営委員長が欠員となっておりましたが、その後の互選の結果、
議会運営委員会副委員長であった塚谷重市君が委員長に選出され、同副委員長には新たに関町芳弘君が選出されましたので、ご報告申し上げます。
次に、去る1月20日に國司 進議員が逝去されたことに伴い、
教育福祉委員長が欠員となっておりましたが、その後の互選の結果、
教育福祉委員会副委員長であった菱沼和幸君が委員長に選出され、同副委員長には新たに
川村良一君が選出されましたので、ご報告申し上げます。
次に、
地方自治法第121条の規定により、議長において
今期定例会に出席を求めた者の職氏名は、
市 長 横 田 君
八郷総合支所長 久保田 君
副 市 長 菊 地 君 教 育 長 石 橋 君
企画部長 田 口 君
教育次長 土 師 君
総務部長 海 東 君 消 防 長 高 木 君
生活環境部長 大 野 君
会計管理者 矢 口 君
保健福祉部長 金 子 君
監査委員
事務局長 西 村 君
経済部長 市 村 君
農業委員会
都市建設部長 吉 川 君
事務局長 大和田 君
以上であります。
次に、本日の
議事日程は、お手元に配付いたしました
議事日程表のとおりであります。
これより
議事日程に入ります。
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日程第1 会期の決定
7 ◯議長(
久保田健一郎君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、お手元に配付いたしました
会期予定表案に示すとおり、本日から3月18日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
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日程第2
会議録署名議員の指名
9 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の
会議録署名議員は、
会議規則第76条の規定により
2番 関 口 忠 男 君
3番 関 昭 君
の両名を指名いたします。
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日程第3 陳情第26
10 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、日程第3、陳情第26・
通学道路の拡幅・整備についての陳情を議題といたします。
本件は、
前期定例会において、
都市建設委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたした案件であります。本件については、
都市建設委員長から、閉会中における審査の経過と結果の報告を求めます。
都市建設委員長・前島孝元君。
〔
都市建設委員長・前島孝元君登壇〕
11
◯都市建設委員長(前島孝元君) おはようございます。
これより、陳情第26・
通学道路の拡幅・整備についての陳情に対する
都市建設委員会の審査の経過と結果のご報告を申し上げます。
当委員会は、
議会休会中の1月30日に委員会を開き、
都市建設部長以下、各担当者の出席を求めて審査を実施いたした次第であります。
本陳情は、平成20年第4回定例会で当委員会に付託された案件であります。本陳情の趣旨としまして、杉並四丁目地内にございます市道A3057号線につきまして、これまでの
U字溝設置などの要望により部分的には改善されておりますが、いまだに狭隘であり、未整備の状態となっているところがあることから、
子供たちや利用者の通行の安全を図り、
地域住民の
生活基盤の整備のために道路幅の拡幅と舗装、U字溝の設置などの改善を要望しているものであります。
審査に先立ちまして当委員会は、
委員全員をもって杉並四丁目地区へ赴き、陳情箇所の状況を調査いたしました。その際、当路線は、通行に支障を来たすほどの非常に狭隘な路線であるとの認識をいたしました。
質疑において、委員が幅員について執行部に確認したところ、最大幅4.27メートル、最小幅2.45メートルとのことであります。車1台分の幅員で、
子供たちが歩いていたら危険な状態になるので、こういう箇所は整備する必要があると思うといった意見がありました。また、別の委員は、狭隘な道路だからこそ車が走らないで、むしろ安全という見方もできるのではという感じもしますが、当執行部の
道路整備に対する考え方はという質問をいたしましたが、それに対し執行部からは、住民が生活の利便性を追求しながらそこに安住して生活していくためには、
道路幅員や側溝などの整備は必要であり、
子供たちやその地域にお住まいの方々の安全性を確保できるような道路の整備を最優先で考えていますとの回答がありました。また、別の委員からは、あの道路は確かに狭隘な道路であり、優先順位はともかく、通学路の整備ということもあるので、採択すべきではないかといった意見が出されました。
続く討論において委員からの発言はなく、委員長において直ちに採決を行った結果、当委員会は、全会一致をもって本陳情を採択すべきものと決した次第であります。
また、あわせて、当委員会は執行部にこの採択されました本陳情を送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することに決定した次第であります。
以上が、
都市建設委員会に審査付託されました陳情第26の審査の経過と結果の報告であります。
議員各位におかれましてはご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、報告を終わります。
12 ◯議長(
久保田健一郎君) 以上で
委員長報告は終わりました。
次に、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13 ◯議長(
久保田健一郎君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14 ◯議長(
久保田健一郎君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
陳情第26・
通学道路の拡幅・整備についての陳情を採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、採択すべきものであります。
お諮りいたします。本件は、
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
ただいま採択された陳情第26につきましては、
執行機関に送付し、
次期定例会までにその処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。
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日程第4 議案第1号ないし議案第37号
16 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、日程第4、議案第1号・平成21年度石岡市
一般会計予算ないし議案第37号・石岡市
消防団条例の一部を改正する条例を制定することについてまでの計37件を一括して議題といたします。
これより、各議案に対する提案理由の説明とあわせ、平成21年度における
施政方針及び各
会計予算案の
編成方針について、説明を求めます。
市長・横田君。
〔市長・
横田凱夫君登壇〕
17 ◯市長(
横田凱夫君) 平成21年第1回石岡市定例会の開会に当たりまして、議案の説明に先立ち、平成21年度の
市政運営の
基本方針と
施策概要について、私の所信を申し述べ、市民並びに
議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。
I、
市政運営の基本的な考え方。
我が国の
経済情勢は、100年に一度と言われる世界的な金融危機の中で、極めて不確実性の高いものになっております。世界の
経済情勢によっては、景気の下降局面がさらに厳しく、また長くなることが予想されております。
国の平成21年度
予算編成方針では、このような情勢を受け、内需拡大と
成長力強化等に向けた税制上の措置とあわせ、状況に応じて果断な対応を機動的かつ弾力的に行うとしています。
予算配分の重点化に当たっては、政策の抜本的な見直しを行うとともに、「生活者の暮らしの安全」、「金融・経済の
安定強化」及び「地方の底力の発揮」に施策を集中しています。
一方、国の
地方分権改革においては、主として
基礎自治体である市町村の自治権の拡充を図るとしています。国と地方の役割分担を明確にし、住民に身近な
地方自治体に権限を移譲し、その裁量と責任の中で地域における行政が自主的かつ自立的に実施されることが基本となります。そのため、今後の
地方自治体は、
行政サービスの供給者としてではなく、納税者及び顧客でもある住民の視点に立つことが重要であります。
自治体経営の観点から新たな改革を取り入れることで効率性を向上させ、住民の信頼が得られる
地方政府の実現に努力することが必要であります。
このような状況の中で、当市は、平成20年度から新しく
行政経営という仕組みを取り入れました。これは、「顧客志向」、「成果志向」、「庁内分権の推進」、「市民との協働」という4つの
基本方針に基づいて、第1次石岡市
総合計画の将来像の実現を目指すものでございます。市民の意向を十分に把握しながら、
事務事業評価などの
行政評価により、事業の必要性、効率性、
有効性等を検証し、Plan(計画)、Do(実施)、Check(評価)、Action(行動・改善)という
PDCAマネジメントサイクルを定着させ、ニーズに対応した
施策展開により、
市民満足度の向上に努めてまいります。このような
取り組みを通し、市民との協働を進め、地域の特性を生かした自治体として、
近隣自治体と連携し、魅力ある
まちづくりを進めます。
本市は、「風と時が輝く“和”のまち いしおか」を将来像として掲げ、第1次石岡市
総合計画に基づいた
行政経営を目指しております。この将来像を確実に実現するために、
市民満足度を大切な指標とし、具体的な目標数値を掲げて
基本施策を展開しているところでございます。
一方、本市の財政状況は極めて厳しく、各
基本施策に十分な財源を配分する、「あれもこれも」という
事業展開は困難な状況でございます。今後は、国・県からの権限移譲による責任の増加、さらには
市民ニーズの多様化に配慮しながら、「あれかこれか」という選択と集中の
事業展開を進め、さらに効率的で効果的な
行政経営の実践が不可欠となっております。
このような現状を踏まえ、市政の方向性や
基本施策の重点化を示す新年度の
行政経営の
基本方針を策定したところでございます。その中で、新年度へ向けた
取り組みとして、2つの全庁的な
重点テーマと5つの
優先施策を示してございます。
II、全庁的な
重点テーマに対する考え方。
全庁的な
重点テーマでございますが、これは市政全体を横断的にとらえて推進する
主要施策でございます。これに関連する
事務事業は、他のものよりも極めて必要性が高い位置付けにしております。
重点テーマの1つ目は、ひとがまちを育て、まちが人を育むという理念のもと、
少子高齢化社会の急速な進展への対応と、地域における人材育成など、将来の石岡市を支えていく「
ひとづくり」の視点に立った事業への
取り組みでございます。
初めに、
少子高齢化社会の急速な進展への対応の1つとして、
少子化対策を充実いたします。
インフルエンザ予防接種に係る自己負担の一部助成を、3歳から小学校6年生までは、1回当たり1,000円で2回を限度とし、中学校1年生から3年生までは、1回当たり1,000円で1回を限度として実施いたします。
次に、不妊治療に対する助成制度については、引き続き治療費に対して年間5万円を限度として助成いたします。さらに、
妊婦健康診査の公費負担の回数を5回から14回に拡充いたします。引き続き第3子以降の保育料を減免するとともに、
私立幼稚園に就園している園児の授業料についても支援してまいります。
次に、
高齢者対策の充実でございます。新たに75歳以上の高齢者が
健康管理のために
人間ドックを受診した際には、
日帰り人間ドックには2万円、
日帰り脳ドックを受診し、特定健診を受けた方は2万5,000円、受けない方には1万3,000円を助成してまいります。また、
介護保険制度の適切な運用を図るとともに、
地域包括支援センターと連携し、
介護予防対策である
各種講習会や
情報提供等の
地域支援事業に引き続き取り組んでまいります。
こうした
取り組みによって、高齢者一人一人が住みなれた家庭や地域の中で安心して暮らせるまちを目指します。
将来の石岡市を支えていく
ひとづくりへの
取り組みでございます。
まず、新しい時代を支える
ひとづくりとして、学校及び家庭における教育力の向上を図ります。
英語教育の充実と国際理解の推進のため、中学校に
英語指導助手(AET)を配置しておりますが、新たに
小学校高学年へ導入される
外国語活動のため、
英語指導助手を増員して
教育環境の充実に努めてまいります。また、
教育関係法令の改正を踏まえた新
学習指導要領の理念・目標実現のため、
派遣指導主事を増員し、教員の指導力や資質の向上を図ってまいります。
さらに、新たに整備する
福祉作業所である
地域活動支援センターにおいて、
社会的知識の習得や
日常生活に必要な
機能訓練等を行い、
社会復帰を促進してまいります。
次に、
地域産業の
担い手育成でございます。伝統産業の
後継者不足にかんがみ、県の
ふるさと雇用再生特別基金を活用し、
常陸風土記の丘において
茅葺き屋根保存の充実に取り組んでまいります。また、
農産物直売所等を活用し、生産者の顔が見える安全・安心な農作物の提供に努めながら、地産地消をさらに拡大し、生産者の
担い手育成につなげてまいります。
次に、
ボランティア団体等の育成でございます。さまざまな
ボランティア団体の活動や運営に対する助言を行うコーディネーターを育成するとともに、
ボランティアセンターや学校を通じて情報を提供し、
ボランティア団体の育成・強化に努めてまいります。
重点テーマの2つ目は、市の一体感の醸成や地域の均衡ある発展を促進するもの、または類似する公共施設の統合に関する事業への
取り組みでございます。
初めに、良好な
教育環境の確保のため、学校施設の耐震化及び統合の検討を行ってまいります。まず、学校施設の耐震化を推進するため、国の補助等を最大限に活用して、計画的な改修・補強を行い、施設の整備・充実を進めます。あわせて、
教育環境の充実を図るために小中学校の適正規模に向けた統合も検討し、地域の実情に合わせた
取り組みを推進してまいります。
次に、子育て環境の整備の充実でございます。多様化する保育ニーズや子育て支援に応える機能を備える保育所を建設するともに、統合により子育て環境と費用対効果の向上を実現してまいります。具体的には、柿岡地内に統合保育所を建設し、特別保育を実施するとともに、地域子育て支援センターを併設し、地域の子育て環境づくりに取り組んでまいります。
次に、基幹道路の整備でございます。周辺地域との新たな交流を生む交通基盤の整備として、さらに取り組んでまいります。具体的には、広域的な交流を一層促進し、地域経済の活性化を図るため、石岡地区正上内地内と小美玉市大谷地内に常磐自動車道の本線直結型スマートインターチェンジ整備事業を推進します。さらに、交流人口の増加と山間地区の安全・安心な生活環境の向上を目指して、八郷地区柴内地内と土浦市を結ぶ朝日トンネル整備事業を推進し、交通体系の整備を図ります。
次に、上水道事業の一体化や安定供給に
取り組みます。三村簡易水道及び八郷地区水道の老朽化した水道施設の更新を計画的に進めるとともに、上水道事業の経営の健全化や経営統合について検討を進めてまいります。
次に、生活を支える各種機能の強化を図ってまいります。とりわけ、斎場施設の老朽化、さらには将来見込まれる火葬需要の増加への課題を踏まえて、斎場施設の更新を促進してまいります。
次に、地域資源を活用した体験型観光の振興に努めてまいります。柴内地内に開設した朝日里山学校をグリーンツーリズムの拠点として、地域資源を活用した体験型観光事業を展開し、交流人口の増加や地域の活性化を図ってまいります。
次に、まちなかの再生についてでございます。新しい中心市街地活性化基本計画を着実に実行し、まちなかへの来訪機会の増加や定住促進の支援策に
取り組み、歴史性に配慮した
まちづくりを進めるとともに、商工業の活性化を進めてまいります。具体的には、中心市街地に高齢者世帯、障害者世帯、子育て世帯など居住に配慮が必要な世帯を対象とした家賃補助を行う賃貸住宅ストック事業の実施などにより、定住人口の確保・増加を図ります。また、市内の消費需要を喚起するために商品券を発行し、地域経済の活性化と商業振興を図ります。さらに、歴史的景観に配慮した街並みの整備を図るため、
まちづくり交付金事業による歴史のみち整備事業を進めてまいります。
以上が
重点テーマに基づく
取り組みでございます。
III、5つの
優先施策に対する考え方。
次に、
基本施策単位で取り組む5つの
優先施策でございます。
初めに、道路の整備でございます。地域の基軸路線として、早期完成が望まれている国道6号千代田・石岡バイパスや国道355号石岡・岩間バイパス、広域幹線道路である県道石岡・つくば線、県道飯岡・石岡線、県道石岡・筑西線の各バイパス及び中心市街地の主要道路である県道石岡・城里線等々の交通量の増大への対応と利便性・安全性の一層の向上を図るため、今後も国・県道整備の早期完成に向け、事業の促進に努めます。
市道の整備につきましては、地方道路等整備事業により新たに国府七丁目地内、東大橋地内、太田地内、宇治会地内など6路線と継続7路線の合計13路線の整備を行ってまいります。
次に、駅・市街地等の整備についてでございます。既にJR東日本と駅舎及び人道跨線橋の再整備等について協議を始めており、石岡駅西側の広場再整備を行うための都市計画見直し作業を進めてまいります。また、整備の一環として、鹿島鉄道跡地を活用したバス専用道(BRT)の整備について、技術的な設計・検討を行うとともに、実施に当たって関係機関との協議が調い次第、事業化に入りたいと考えています。
次に、児童福祉の充実についてでございます。次世代育成支援対策推進法に基づき、次世代育成支援地域行動計画を策定いたします。これは、次代を担う子供を育成し、子育て家庭を支援するために推進すべき方向性と具体的な
取り組み及びその目標を定めることによって、子供の健やかな成長と地域全体が一体となって子育て支援を進める環境づくりを目的とするものです。また、
少子化対策として、障害児保育を実践する市内の民間認可保育所に対し、障害児の受け入れを促進するため、引き続き支援してまいります。さらに、放課後の児童対策として、放課後こども教室の
取り組みを八郷地区の小幡小学校及び葦穂小学校に拡大いたします。
次に、学校施設の整備・充実でございます。学校施設は、子供の教育・生活の場であり、
教育環境の中心でございます。安全・安心を確保し、
教育環境の向上を図るため、引き続き東小学校の改築を進めるとともに、柿岡中学校の改築に向けた基本構想策定に着手してまいります。
次に、市民と行政との協働でございます。公募委員の拡充や会議の公開、意見公募・パブリックコメント制度の活用など、市民が主体的に
まちづくりに参画・活動できる環境の整備を図るため、市民との協働
まちづくり条例の制定に取り組んでまいります。
最後に、本市の中核的なプロジェクトであります合併特例債を活用した事業につきましては、平成27年度までの期限内において実現すべく取り組んでいるところであります。予定している事業については、
経済情勢、市民意向、事業の効果、他の事業との関連性、緊急性などを勘案して、引き続き取り組んでまいります。
以上が、私の平成21年度に臨む基本的姿勢と
市政運営の所信でございます。今後、一段と厳しい財政状況が続くことが予想されますことから、市民の皆様の一層の理解のもとに抜本的な財政支出の見直しを行い、安定した
市政運営を目指して、職員はもとより市民の皆様とともに歩んでまいりたいと存じます。目指すべき将来像「風と時が輝く“和”のまち いしおか」を実現させ、さらなる石岡市の発展のため全力で取り組んでいく所存でございます。
議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げ、平成21年度の
市政運営に関する所信表明といたします。
続きまして、本日ここに提案いたしました議案について、概要をご説明申し上げます。
議案第1号・平成21年度石岡市
一般会計予算について、ご説明申し上げます。
一般会計予算は265億1,600万円とし、前年度より1億5,600万円の増、0.6%の増といたしました。
その歳入は、一般財源として、市税102億6,395万4,000円、地方譲与税4億7,850万円、利子割交付金4,270万円、配当割交付金1,320万円、株式等譲渡所得割交付金530万円、地方消費税交付金7億4,310万円、ゴルフ場利用税交付金5,000万円、自動車取得税交付金1億3,530万円、地方特例交付金1億1,170万円、地方交付税50億2,400万円、交通安全対策特別交付金1,470万円、分担金及び負担金600万2,000円、使用料及び手数料992万4,000円、財産収入1,159万7,000円、財政調整基金等からの繰り入れ2億7,924万6,000円、繰越金3億円、諸収入2,732万6,000円、市債10億5,000万円、計185億6,654万9,000円を計上し、さらに
事務事業に伴う特定財源として、79億4,945万1,000円を計上いたしました。
その内訳は、分担金及び負担金3億9,716万9,000円、使用料及び手数料2億8,389万9,000円、国庫支出金24億8,221万2,000円、県支出金15億3,077万7,000円、財産収入2,363万9,000円、寄附金10万7,000円、基金繰入金1,721万9,000円、貸付金元利収入及び雑入等諸収入6億9,202万9,000円、市債25億2,240万円でございます。
次に、歳出の内訳を申し上げますと、議会費2億7,024万8,000円、総務費26億6,334万1,000円、民生費80億2,055万5,000円、衛生費21億2,819万4,000円、労働費91万1,000円、農林水産費14億7,181万2,000円、商工費4億8,975万7,000円、土木費36億3,491万3,000円、消防費12億9,858万5,000円、教育費32億796万4,000円、公債費32億4,577万円、諸支出金5,364万5,000円、災害復旧費及び予備費3,030万5,000円でございます。
なお、継続費につきましては、東小学校改築事業、また、債務負担行為につきましては、パソコン借上料、行政情報ネットワーク機器借上料、家屋評価計算システム機器借上料、自動交付機等借上料、戸籍情報システム機器借上料、生産調整システム借上料、八郷・新治線整備委託料、中央図書館電話設備機器借上料、小中学校校務用コンピューター機器借上料、小桜小学校児童通学バス運行委託料、地方債につきましては、建設事業等16件の資金にかかわるものでございます。一時借入金につきましては、現在の諸情勢、予算規模等を十分検討し、借り入れの最高額を10億円といたしました。
次に、議案第2号ないし議案第13号、特別会計予算についてご説明申し上げます。
内訳は、授産所特別会計2,608万円、国民健康保険特別会計88億6,800万円、簡易水道事業特別会計2,462万円、下水道事業特別会計26億6,870万5,000円、駐車場特別会計1,853万9,000円、老人保健特別会計3,902万4,000円、農業集落排水事業特別会計6億1,837万1,000円、霊園事業特別会計3,524万9,000円、介護保険特別会計48億3,277万5,000円、介護サービス事業特別会計2億5,727万1,000円、後期高齢者医療特別会計6億4,152万4,000円、水道事業会計(収益的収支と資本的支出の合計額)15億7,252万1,000円でございます。
なお、債務負担行為につきましては、介護認定審査用資料作成システム機器借上料、水道企業会計システム機器借上料、地方債につきましては、流域関連公共下水道事業、公共下水道事業、流域下水道事業、下水道事業借換債、農業集落排水事業、農業集落排水事業借換債、上水道事業借換債における建設事業等の資金にかかわるものでございます。
一時借入金につきましては、国民健康保険特別会計3億円、下水道事業特別会計3億円、農業集落排水事業特別会計1億円、介護保険特別会計3億円、水道事業会計3,000万円といたしました。
議案第14号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)。今回の補正予算は、歳入歳出の総額にそれぞれ428万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額を271億5,124万7,000円といたしたものでございます。本件は、定額給付金給付事業について、定額給付金の給付事務を年度内に進めるため、給付事業に係る電算システム関連経費を予算計上したものでございます。
議案第15号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第5号)。本件は、年度末に当たりまして、現計歳入歳出予算について、それぞれの
事務事業の確定及び実績見込みなどをもとに、各予算計上額を調整するとともに、今期において補正措置を必要とする経費を中心に編成いたしましたほか、事業の進捗状況から、本年度に支出の終わらない見込みの経費について繰越明許の措置をし、さらに債務負担行為の追加及び変更並びに地方債限度額の変更をいたしたものでございます。
補正予算の概要について申し上げます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億3,091万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ279億8,216万4,000円といたしたものでございます。歳入歳出予算の款項別補正額は第1表の記載のとおりでございます。繰越明許費につきましては、定額給付金給付事業ほか13件で、第2表の記載のとおりでございます。債務負担行為補正の追加につきましては、平成20年度における地方債証券の共同発行によって生ずる連帯債務についてでございます。変更につきましては、住民情報系機器借上料ほか4件で、第3表の記載のとおりでございます。また、地方債補正の変更につきましては、上水道事業出資債ほか9件で、第4表の記載のとおりでございます。財源の内訳といたしましては、特定財源11億4,669万9,000円を増額し、一般財源3億1,578万2,000円を減額いたしたものでございます。
補正事項の主なものを申し上げます。
総務費において、定額給付金給付事業13億93万7,000円の増額は、各世帯に給付する定額給付金12億6,172万円と事務費を予算計上いたしたものでございまして、財源は全額国庫支出金でございます。
民生費において、在宅心身障害者
福祉作業所建設事業4,937万1,000円の増額は、施設の移転費用でございまして、国の地域活性化生活対策臨時交付金を充当するものでございます。子育て応援特別手当支給事業4,343万5,000円の増額につきましては、小学校就学前3年間に属する第2子以降の児童に対し支給する特別手当4,132万8,000円と事務費を予算計上いたしたものでございまして、財源は全額国庫支出金でございます。
土木費において、一般市道整備事業単独5,000万円及びバス専用
道路整備事業2億2,000万円の増額は、国の地域活性化生活対策臨時交付金を充当するものでございます。また、臨時地方道整備事業1,250万円、特別道路対策事業2億9,600万円及び合併市町村幹線道路緊急整備支援事業7,740万円の減額等を予算計上いたしたものでございます。
議案第16号・平成20年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億6,479万2,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ88億5,097万8,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、一般被保険者療養給付費等の減額でございます。
議案第17号・平成20年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第3号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ731万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億9,215万9,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、流域下水道事業負担金の減額でございます。なお、繰越明許費は、流域関連公共下水道整備事業補助ほか2件で第2表、地方債補正の変更は第3表の記載のとおりでございます。
議案第18号・平成20年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ943万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,600万1,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、駐車場使用料の増による基金積み立てへの増額でございます。
議案第19号・平成20年度石岡市老人保健特別会計会計補正予算(第2号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億3,083万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億7,204万3,000円といたしたものでございます。補正予算の内訳は、医療給付費等の減額でございます。
議案第20号・平成20年度石岡市農業集落排水事業特別会計会計補正予算(第3号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,031万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億836万4,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、石岡西部地区整備事業の減額等でございます。なお、地方債補正の変更は第2表の記載のとおりでございます。
議案第21号・平成20年度石岡市介護保険特別会計会計補正予算(第3号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ614万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ47億7,736万円といたしたものでございます。補正予算の内容は、新たな基金への積立金等でございます。
議案第22号・平成20年度石岡市介護サービス事業特別会計会計補正予算(第3号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算総額にそれぞれ2,076万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億5,697万6,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、特別養護老人ホーム指定管理料の増額でございます。
議案第23号・平成20年度石岡市後期高齢者医療特別会計会計補正予算(第1号)。今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ7,717万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億6,180万6,000円といたしたものでございます。補正予算の内容は、後期高齢者医療保険料納付金等の減額でございます。なお、繰越明許費は、第2表の記載のとおりでございます。
議案第24号・
石岡市議会議員及び石岡市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例の全部を改正する条例を制定することについて。本件は、公職選挙法に基づく市長選挙時における選挙運動用ビラの作成経費について、新たに公費負担の対象とするため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第25号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて。本件は、財政状況等をかんがみ、市長及び副市長の給料月額を平成21年4月1日から同年11月5日までの間、市長は10%、副市長は8%それぞれ減ずることとするため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第26号・石岡市教育長の給与、勤務時間及びその他勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて。本件は、財政状況等をかんがみ、教育長の給料月額を平成21年4月1日から同年11月5日までの間、7%減ずることとするため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第27号・石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、一般職の職員の給与に関する法律の改正に伴い、当該条例の管理職手当等について所要の改正を行うとともに、職員の通勤手当等の額を国の基準に準じた額に改正するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第28号・石岡市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、職員旅費の鉄道賃について、他市に準じて改正するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第29号・石岡市税条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、平成21年4月から入湯税の税率を引き上げるため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第30号・石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、石岡市学校等整備基金及び石岡市教育施設整備基金について、新たに石岡市学校施設等整備基金として管理するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第31号・石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、石岡市介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第32号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴い、小規模居住型児童養育事業の対象となる扶養義務者のない児童について、国民健康保険の被保険者の適用除外とするため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第33号・石岡市介護保険条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、平成21年度からの介護保険料を改正するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第34号・石岡市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、石岡西部地区農業集落排水処理施設の処理対象区域を一部変更するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第35号・石岡市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、道路占用料に係る占用物件について、新たに通路等を追加するため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第36号・石岡市土採取事業規制条例を制定することについて。本件は、平成21年4月から新たに土採取事業について必要な規制を行うため、議会の議決を求めるものでございます。
議案第37号・石岡市
消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて。本件は、消防団員の報酬、旅費及び費用弁償の支給方法を明確にするため、議会の議決を求めるものでございます。
以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申しまして、説明を終わります。
18 ◯議長(
久保田健一郎君) 以上で説明は終わりました。
暫時休憩いたします。10分程度といたしたいと思います。
午前11時11分休憩
───────────────────────
午前11時25分再開
19 ◯議長(
久保田健一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、議案第14号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)に対する質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
3番・関 昭君。
〔3番・関 昭君登壇〕
20 ◯3番(関 昭君) 3番の関です。定額給付金につきまして2点ほどお伺いをいたしたいと思います。
まず1点でありますが、この補正予算が議会で承認された場合、実質的に受給者に対していつごろ給付金が支払われるのかお伺いしたい。それが、まず第1点であります。
第2点につきましては、この給付金を受理する場合には、申請書を提出するというふうに伺っておりますけれども、この申請書のありようについて若干質問をさせていただきます。どこの
地方自治体でも大変財が政厳しいというのが現実でありますが、財政が厳しければ厳しいほど、知恵を絞ってこれを補うということが大事かと思うんですが、それぞれ各地方公共団体におきましては、つくば市のように、市に対する寄附をお願いするところ、あるいは割引の商品券を出すとか、いろいろな方法を考えておられますが、やはり石岡市もこの給付金につきましては、本当に困っている方はそれなりに大変貴重な財源になろうかと思うんですが、裕福な方、あるいはこの不景気に大した影響を受けない方もそれぞれおられるわけでありまして、そういう方々がもし申請書を出されなければ、この給付金は国庫に返ってしまうわけでありまして、そういうことから考えると、必ず申請書を出していただいて、あまり必要とされない方は市に寄附していただくとか、あるいは地元の商店の商品券に変えていただくとか、いろいろな方策が考えられると思いますが、石岡市はどういうふうにお考えなのかをお伺いいたしたいと思います。
以上2点、よろしくお願いいたします。
21 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
22 ◯
企画部長(田口賢寿君) 定額給付金の振り込み時期についてのお尋ねでございます。
今、担当チームを組織しまして、準備作業に当たっているところでございますが、国のほうの要請もございまして、なるべく早い時期に、できるだけ早い時期にということで、作業を進めてございまして、国の関連法案が通った後の作業として準備を進めているわけでございます。そういう中で、4月中には第1回の振り込みができるようにということでの目標を担当ベースでは立てておりまして、そういう中で準備作業を進めているところでございます。
それから、2点目でございますが、寄附につきましての
取り組みでございますが、現在、担当チームのほうで検討を進めております。そういう中で、直接住民に働きかけることは大変難しい点もあろうかというようなことで、その手法については、今後庁内で検討をさらに進めてまいりたいということで、現在、議論中というようなことでお答え申し上げさせていただきます。
以上でございます。
23 ◯議長(
久保田健一郎君) 3番・関 昭君。
〔3番・関 昭君登壇〕
24 ◯3番(関 昭君) これから検討されることも多かろうと思いますが、趣旨が、景気の回復に少しでも寄与すればということで出される給付金ですので、どうか無駄にというか、国庫にそのまま返ってしまわないような申請書のあり方というのを十分ご検討いただいて、このお金が市にとっても有効なお金になるようにお願いをいたしたいと思います。
以上で私の質問を終わります。
25 ◯議長(
久保田健一郎君) 5番・菱沼和幸君。
〔5番・菱沼和幸君登壇〕
26 ◯5番(菱沼和幸君) おはようございます。5番、公明党の菱沼和幸でございます。議案第14号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)についてお尋ねをしたいと存じます。先ほど同僚議員のほうから質問があったわけですけれども、角度を変えて質問させてもらいます。
今回の補正予算案は、定額給付金を支給するための事務費で、国庫支出金が10分の10でございます。去る1月30日に、私と大和田議員で、市長に定額給付金及び子育て応援特別手当支給に係る要望書を提出させていただきました。そこで、今回428万9,000円の事務費が計上されているわけですけれども、ここに電算関係が主な内容ということで掲載されておりますが、この電算に伴う状況においては、茨城計算センターで受注し、それで行っていくように聞いておりますが、それで間違いないのかお尋ねをしたいと存じます。
それから、この状況にかんがみまして、各市町村が一斉に茨城計算センターのほうに出されるのであれば、納期的な部分もかなりかかってくると思います。そういう観点から、この処理能力を踏まえた上で、その事務処理はいつごろ終わる予定なのか。先ほど給付については4月中に第1回目を給付するという状況でありましたけれども、事務処理はいつごろ終わると予定されているのか、お尋ねしたいと存じます。
それから、先ほど
企画部長のほうから組織をつくられているという状況でありましたけれども、対策室をきちんと設けて、やっぱり受けられる方が、人口からかんがみましてかなり人口が多いものですから、そうなったときにスピーディーに対応するのには、きちんとした対策室を設置して行うことがスピーディーに対応できると思いますので、その点についての見解を賜りたいと存じます。
それから、この定額給付金が支給されることに対して、市民に対しての周知徹底をどのように行っていくのか、3点ほどお尋ねをして、1回目の質問を終わります。
27 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
28 ◯
企画部長(田口賢寿君) 定額給付金につきましての事務処理でございますが、この議案の議決をちょうだいいたしましたならば、直ちに業者との業務締結に進みたいと思っております。その中で、実際の作業の流れをご説明させていただきますと、現在の住民基本台帳、それから外国人の登録の台帳がございますが、そこからデータを引き出しまして、給付の台帳をつくります。その台帳をもとにしまして、通知書の印刷にかかります。そこまでの作業を年度内にやってまいりたい。早い時期で、印刷までの部分に対しまして、国の関連法案が通った段階ですぐ発送できるようにということで準備を進めているところでございます。
それから、対策室というご提案でございますが、現在、市の関係部局の担当者を流動化で集めまして、別室を設けまして、そこで作業を進めているというところでございます。
さらに、今後の啓発といいますか、住民への説明につきましてのご質問でございます。給付事業の実施が決定され次第、市の広報紙、それとポスターの掲出を考えてございまして、諸手続の促進を図ってまいりたい。また、職員のレクチャーを行いまして、市民と接する機会をとらえて周知を図るように努めてまいりたいと考えてございます。
29 ◯議長(
久保田健一郎君) 5番・菱沼和幸君。
〔5番・菱沼和幸君登壇〕
30 ◯5番(菱沼和幸君) ご答弁ありがとうございました。再質問させていただきたいと存じます。
今、部長のほうからご答弁があったわけですけれども、対策室というわけじゃなくて、基本的に別室に集まって事務処理をされているという状況でありまして、現在何名で事務処理をされて、実際、今までの進捗状況としてはどのくらいの割合で進んできているのか、ちょっとお尋ねをしたいと存じます。
それから、広報については、市報とかホームページとかポスター等を掲示されていくということでありますので、そういう部分においては、定額給付金が漏れのないような部分で……、先ほど申請書等々ありましたけれども、漏れのないような部分で、全員が受けられるような体制を確立してもらいたいと存じます。
それから、あと業者的な部分では、業者がどこどことは明確に名前が述べられなかったわけですけれども、差し支えなければお尋ねをしたいと存じます。
それで、現在、前にいただいた全協の中でも、定額給付金の概要という部分で、これはその1、その2からの定額給付金給付事業のQ&Aということがありましたけれども、実際、今調べますと、その6まで今掲載されておりまして、かなり細かく定額給付金に関して掲載がされてございます。Q&Aに関しても、本当になるほどなという部分が、この中にも、申請書の書き方とか、すべてこういうのが定額給付金事業に対するQ&Aということで書かれております。そういう部分はもちろんごらんになっていると思いますが、そういう中でしっかりと、先ほど話をさせていただきましたけれども、漏れのないような部分でお願いをしたいと存じます。
それから、市のホームページを見ますと、消費者生活センターの部において、「『年金』『定額給付金』を狙った『振り込み詐欺』にご注意」ということで、こういうものもきちんと掲載されている部分においては、すばらしいなと考えております。そういう部分においては、こういうホームページだけじゃなくて、いろんな部分での広報もお願いしたいと思います。
それから、今回の定額給付金に関しまして、茨城県内をちょっと調査させていただきました。今回、定額給付金に関して、44市町村あって8市町村が、定額給付金の事務処理に対して臨時議会を開催して行っています。そのほかの部分においては、当市と同じように、議会の最初の日に定額給付金の予算措置をして、それから進んでいくという状況の報告を受けております。そういう中で、この定額給付金は非常に大事であると、各議会がそういうふうになっていると思います。そういう中で、石岡市としてもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
それとあと、広報的な部分で、見てわかるような、市民の方にわかるような、新聞の掲載なんですけれども、市民の方が見てわかるような……。どうしても、定額給付金というのをなかなかご理解いただかない方もたくさんいらっしゃいますので、そういう部分においては、市のほうで、大変恐縮でありますが、市民の方にわかるような定額給付金の手続の仕方という部分があると思いますので、そういう意味で、市民の方にわかりやすいような書類をつくっていただいて、それで周知徹底をお願いしたいと思うんですが、そこら辺ができるかどうか、お尋ねをしたいと存じます。
以上、2回目を終わります。
31 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
32 ◯
企画部長(田口賢寿君) この定額給付金事務に関する委託先といいますか、業者名ということでございますが、これからの契約ということになりますので、直接の名前を言うのはいかがなものかなと思ってございますが、いずれにしましても、私どもが持っています住民記録台帳、それから外国人の登録台帳、これらのシステムとの連携といいますか、関連性が非常に重要でございまして、そういう意味では、おのずと業者名が絞られると考えてございます。
それから、現在のスタッフの人数でございますが、関係課から1名ないし2名を選抜いたしまして、流動化で集めてございまして、概ね10名弱の人間になろうかなと思っております。詳しい人数につきましては、後ほどご報告させていただきます。
それから、広報の仕方ということでございますが、ご質問にありましたとおり、ご提案いただきましたように、なるべくわかりやすくということで努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
33 ◯議長(
久保田健一郎君) 5番・菱沼和幸君。
〔5番・菱沼和幸君登壇〕
34 ◯5番(菱沼和幸君) ありがとうございました。最後に、この定額給付金に対しての見解を市長に賜りまして、質問を終わります。
35 ◯議長(
久保田健一郎君) 市長・横田君。
〔市長・
横田凱夫君登壇〕
36 ◯市長(
横田凱夫君) お答えいたします。
定額給付金に係る見解と申しますか、1つの考えでございますが、定額給付金は、その目的といいますか、ねらいを、生活支援と経済対策に置いておるわけでございます。そのようなことから、適切に行き渡るように取り組んでまいることが、市としては重要であると思っている次第でございます。
37 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
38 ◯
企画部長(田口賢寿君) 現在、作業に当たっている人数でございますが、全員で8名でございます。常駐4名ということで作業を進めているところでございます。
以上でございます。
39 ◯議長(
久保田健一郎君) 19番・小松美代子君。
〔19番・小松美代子君登壇〕
40 ◯19番(小松美代子君) 19番、日本共産党の小松美代子です。議案第14号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)について、何点か質問をさせていただきます。
私は、昨年、平成20年第4回定例議会でも、この定額給付金に対して一般質問を行わせていただきました。その質疑の中でも若干触れましたけれども、定額給付金については、3年後の消費税増税とセットになっていること、また、2兆円の財源があれば雇用や社会保障に使うべきとの声が広がり、どの世論調査でも定額給付金反対は7割にも上っていることなどから、日本共産党は国会では反対の立場をとっているわけです。また、全国市長会でも、
地方自治体で自由に使えるようにしてほしいなどという批判的な意見も、この間出されているわけです。しかし、予算が通り、そして事務費として今回、補正予算が組まれましたので、具体的に支給を受ける立場で質問をしたいと思います。
補正予算での石岡市の事務費は428万9,000円にも上るわけです。当市に支給される定額給付金の総額は12億6,172万円になるわけですけれども、新設される統合保育所3個分にも当たる額が支給されます。こうして具体的に考えると、本当にこれでいいのかなという気持ちはするわけですけれども、「定額給付金事業の概要について」、また「定額給付金給付事業Q&A」など、平成21年1月27日付で総務省定額給付金室から資料が出されておりますので、その点について何点か質問をしたいと思います。
自治体での裁量として、支給対象者の所得制限等が記載されております。市区町村が希望すれば、所得が一定の基準額以上の世帯構成者に係る給付額を給付しないことが可能となっておりますが、この点について、次のページでは、石岡市の裁量にかかわる基本的考え方が出されているわけですけれども、部長の答弁をお願いしたいと思います。
また、申請及び給付方法も自治体の裁量によります。この交付の方法についても、具体的に答弁をお願いしたいと思います。
申請等の問題については、同僚議員からさきに質問がされておりますので、省きたいと思います。
それから、総務省のQ&Aに基づきますと、6ページの問8になりますけれども、受給権者というところで、申請の有無にかかわらず給付を受ける権利を有するのかどうかというような質問がされて、答えが出されておりますけれども、この受給権者についてお尋ねをしたいと思います。
それから、8ページと9ページにかかわりますけれども、問13では、給付金を辞退する住民は辞退届け出を義務付ける必要があるのかということと、それから、問17では、辞退した定額給付金は市町村が自由にほかの用途に使うことができるのか、こういったことが出されているわけですけれども、この点についても具体的に答弁をお願いしたいと思います。
さらに、12ページになります。この中では、問26で、市町村民税を滞納している者について、その者に対して給付される定額給付金を市町村が差し押さえることは可能かという問が出されております。この点について総務省の考え方が出されているわけですが、石岡市としての考え方も答弁をお願いしたいと思います。
また、問27では、子育て応援特別手当との具体的な連携方法はどうするのか。この点についても石岡市の対応はどういうふうにするのか、この点について答弁をお願いしたいと思います。
さらに、13ページでは、これは私どもに関係することですけれども、問31で、市町村長等公職にある者が定額給付金の受け取りを辞退した場合、公職選挙法上の寄附禁止に抵触しないかという項目があるわけですけれども、私どもが寄附の禁止に抵触する場合というのはどういうときかということについて、答弁をお願いしたいと思います。
以上で1回目の質問を終わります。
41 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
42 ◯
企画部長(田口賢寿君) 定額給付金の市町村の裁量範囲につきましてのご質問でございます。まず、所得制限につきましては、先の庁議決定といたしまして、設けないということにしてございます。さらに、申請方法でございますが、郵送による申請と窓口での申請の2つの方法を原則として採用したいということでの通知方法を、明記してまいりたいと考えております。
次に、内容につきましてのご質問でございます。受給権者につきましては、国から出されておりますQ&Aに基づきまして対応をしてまいりたいというのを、
基本方針としてございます。そういう中で、受給権者につきましては、あくまでも申請書の提出を受けた者に対しての交付決定をもって受給権が発生するという解釈をとってございます。
続きまして辞退につきましては、現在作業を進めております申請書、あるいはこちらからの通知書の中に、これは兼用を考えておりまして、通知書兼申請書というような様式を考えてございまして、その中に、受給を必要としない者があればそこにチェックを入れるというような内容も、現在検討中でございます。さらに、ここにございますように、申請期限までに申請が行われない場合は、辞退とみなすというこの解釈を適用してまいりたいと考えております。
それと飛びまして、申し訳ございません、12ページの問27でございますが、子育て応援特別手当との具体的な連携ということでございますが、今回の補正の中にも、このデータは同じでございますので、あわせてこのデータ作成も含めてございます。そういう意味で、実際に出力するほうは別々に出力をいたしますし、実際の通知も個別に通知をするという流れを考えてございます。申請の受付は、同時に窓口を並べて、それぞれ受付を行うというようなことではどうかというようなことで、今、担当のほうで考えてございまして、そういう意味では、情報の共有、あるいは作業の連携というようなことでは、同一歩調で進めているというところでございます。
私のほうからは以上でございます。
43 ◯議長(
久保田健一郎君)
総務部長・海東君。
〔
総務部長・海東慎行君登壇〕
44 ◯
総務部長(海東慎行君) 今回の定額給付金に絡む滞納者への差し押さえでございますが、総務省で示した中でも、今回の定額給付金は、景気浮揚策として家計への緊急支援を行うという第1の趣旨というものがございまして、そういうことから、当該給付金そのものを差し押さえることは、その趣旨に合致しないものというようなことになってございます。さらに、その定額給付金を口座振り込みということで、
個人のところに振り込んだ時期等を給付金担当部局から他部局に伝えたりすることは、公務員の守秘義務や
個人情報保護法との関係が問題になるというようなことにもなってございます。ただ、私ども、今回の滞納者につきましては、こういうことがあるということで、納税相談なり、そういうことで市民の理解の得られるような方法で対応してまいりたいと思っております。
次に、議員等が、今回の公職にある者が寄附ということでございますけれども、申請を行わず、その結果として定額給付金を受け取らない場合は、公職選挙法上の寄附禁止に抵触するものではないということでございます。ただ、定額給付金を受け取った後、例えば市会議員の皆さん方がこの石岡市に寄附する場合は、公職選挙法第199条の2の規定に抵触するということで、寄附行為ができないことになってございます。
以上でございます。
45 ◯議長(
久保田健一郎君)
企画部長・田口君。
〔
企画部長・田口賢寿君登壇〕
46 ◯
企画部長(田口賢寿君) 答弁漏れがございました。失礼いたしました。
交付の方法でございますが、原則口座振り込みと考えてございます。
さらに、辞退した給付金につきましては、国への実績報告から、これは該当外ということになりますので、市のほうにはそのお金は交付されない状況にございますので、使えるということにはならないということでございます。
以上でございます。
47 ◯議長(
久保田健一郎君) 19番・小松美代子君。
〔19番・小松美代子君登壇〕
48 ◯19番(小松美代子君) 答弁、ありがとうございました。同僚議員からも要望がありましたけれども、漏れがないように市民の方には広報周知、そして、申請が漏れがないようにきめ細かい対応をお願いしたいと思います。そして、今答弁がありましたように、辞退をすれば、それは国庫に戻るだけということであれば、政党助成金と同じですけれども、共産党が受け取っていない政党助成金はほかの政党がみんな分配するわけですが、この定額給付金、国庫に戻るものであれば、ぜひ市長も受けていただいて、私も受けまして、石岡市の景気回復に少しでもつながるようにしていきたいと思っております。
ありがとうございました。終わります。
49 ◯議長(
久保田健一郎君) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(
久保田健一郎君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
この際お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号については、
会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
これより討論に入ります。
討論は挙手によりこれを許します。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52 ◯議長(
久保田健一郎君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第14号・平成20年度石岡市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
日程第5 請願第7、請願第8、陳情第27ないし陳情第29
54 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、日程第5、請願第7・排水路整備に関する請願、請願第8・道路の拡幅改良に関する請願、陳情第27・「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情ないし陳情第29・現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情の計5件を一括して議題といたします。
本件は、いずれも
今期定例会までに提出され、受理いたしました請願及び陳情であります。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりであります。本件につきましては、あわせて配付いたしました文書表に示すとおり、
教育福祉委員会、市民経済委員会及び
都市建設委員会に付託いたします。付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、3月18日の本会議に、文書をもって審査の結果を報告されるよう求めます。
───────────────────────
日程第6 休会の件
55 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、日程第6、休会の件を議題といたします。
お諮りいたします。明2月25日から3月1日までの5日間は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
───────────────────────
追加日程 意見書案第21号
57 ◯議長(
久保田健一郎君) 次に、本日、
議会運営委員長から、意見書案第21号・定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書が提出されました。
この際、お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、意見書案第21号・定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書を議題といたします。
直ちに
議会運営委員長から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長・塚谷重市君。
〔
議会運営委員長・塚谷重市君登壇〕
59 ◯
議会運営委員長(塚谷重市君)
議会運営委員長の塚谷でございます。
地方自治法第109条の2第5項において準用する同法109条第7項の規定及び
石岡市議会会議規則第13条第3項の規定により、
議会運営委員会として意見書案第21号・定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書を提出いたします。
意見書案の内容につきましては、お手元の案文に示すとおりであります。
議員各位には、当委員会の提案する意見書にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
60 ◯議長(
久保田健一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61 ◯議長(
久保田健一郎君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に討論を行います。
討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
62 ◯議長(
久保田健一郎君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
意見書案第21号・定額給付金及び子育て応援特別手当等第2次補正予算等関連法案の速やかな成立を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
さらにお諮りいたします。ただいま可決いたしました意見書については、議長において関係行政庁へ提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長(
久保田健一郎君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
暫時休憩します。
午後 0時08分休憩
───────────────────────
午後 0時09分再開
65 ◯議長(
久保田健一郎君) 再開いたします。
以上で、本日の
議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。
次回は、3月2日、午前9時から会議を開き、市政一般に関する質問を行います。
ご苦労さまでございました。
午後 0時10分散会
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